マックイーン「セーブですわね?」
テイオー「うん」
マックイーン「テイオーは『バトル・ロワイヤル』という映画を見たことはありまして?」
テイオー「あっ!それ知ってる!PUB〇の元ネタになった映画でしょ?内容までは知らないけど」
マックイーン「物語の舞台は現代の日本とは違う歴史を持つ独裁国家『大東和共和国』。そこでは毎年抽選で選ばれた中学三年生1クラスを、閉鎖した空間に隔離し最後の一人になるまで殺し合いをさせる『プログラム』というものが行われていますわ」
テイオー「えーっ!?中学生をクラスメイト同士で殺し合いさせるの!?そんな内容だったの!?」
マックイーン「主人公である七原秋也は修学旅行帰りのバスの中、無理矢理気絶させられバスごと孤島に拉致されていき、そこでプログラム開始を告げられますわ。自分の幼なじみの想い人であるヒロインの中川典子を守りながら秋也は生き残れるのか!?という内容ですわ」
テイオー「うわー……思ってたより過激な内容なんだね……」
マックイーン「えぇ、公開当時も『中学生同士で殺し合いをする』という部分が強調され世間でも大きく騒がれた作品ですわ。ですが一方でその残酷に至る登場人物個々人がしっかり描かれていて、彼らの中学生活の鬱屈、退屈、嫉妬、嫌悪などがリアルにこちらの心に届いてくる作品でもありますわ。とはいえ私は小説から映画に入りましたので少々物足りなさを感じてしまいましたが、テイオーには是非映画→原作小説を読んで欲しいですわ。というわけでこれをどうぞ(原作本を渡しながら)」
テイオー「うわっ!何これすごく分厚いんだけど!!(※666ページ)」
マックイーン「映画を見終わって小説も読破したら是非感想を聞かせてくださいまし」
テイオー「イクラジカンガアッテモタリナイヨー!!」