マック「セーブですわね?」
テイオー「うん」
マック「テイオーは『セクレタリアト 奇跡のサラブレッド』という映画を見たことはありまして?」
テイオー「ないけど、セクレタリアトなら知ってるよ。昔アメリカで活躍しためちゃくちゃ強いウマ娘だよね」
マック「ええ。1973年、実に25年ぶりとなる米国3冠達成。しかも三冠全てをレコードタイムで勝利し、特にベルモントステークスのダート12ハロン2分24秒0は50年経った今に至るも破られていない不滅のスーパーレコードとなっている、我々競争ウマ娘の偉大なる先達です」
テイオー「そのセクレタリアトの映画ってこと?」
マック「少し違います。この映画が描いているのはウマ娘のセクレタリアトではなく、我々とは別世界の生き物である『馬』のセクレタリアトなのです」
テイオー「ちょっと待って。大丈夫なのそれ」
マック「大丈夫ですから解説を続けますわよ。専業主婦であった主人公ペニーは病に倒れた牧場主である父に代わって競走馬を生産する牧場を経営することになります。様々な逆風に合いながらも、確固たる信念を持って競馬の世界に立つペニー。そして彼女が仲間達と共に育てた一頭の馬セクレタリアトが、三冠達成という夢に向かって大きく羽ばたくことになるのです」
テイオー「うーん、三冠かぁ……それを聞いたら魂が揺さぶられちゃうなぁ」
マック「是非ご覧になってもっと魂を揺さぶられてくださいな」
テイオー「うん。ところでさマックイーン。ボクはそのうち映画になったりしないのかなー」
マック「無いとは言いませんけど、映画になるというのはよっぽどのことですからね」
テイオー「そっかー」
マック「ああ、そういえばハルウララさんには映画の話が来ているそうですわ」
テイオー「ウララチャンハベツダー」