マック「セーブですわね?」
テイオー「うん」
マック「テイオーは『Shall we ダンス?』という映画を見たことはありまして?」
チヨ「ないけど聞いたことあるかも。社交ダンスのお話だっけ?」
マック「ええ、その通り。社交ダンスをテーマにしたロマンス&コメディ映画ですわ。真面目な性格で仕事にも家庭にも不満の無い生活を送っていた主人公ですが、心のどこかに満ち足りない何かを感じていました。そんなある日、彼は通勤途中の電車から見える社交ダンス教室の窓辺に、一人の美しい女性を見かけます。その女性に心惹かれてしまった彼は、家族に内緒でその社交ダンス教室に入るのです」
テイオー「その女の人はどういう人なの?」
マック「教室のダンス講師だったのですが、残念ながら主人公が申し込んだグループレッスンの担当は彼女ではなく、別の年配の講師でした。少々不純な動機から始めたダンスですが、やがてダンスの魅力にのめり込みはじめ、色々あってアマチュアのダンス大会に出場することに……というお話です」
テイオー「へー、面白そうだね。社交ダンスならボクらもドロワで踊ったりするから結構身近だし」
マック「ハッ……」
テイオー「どうしたの?」
マック「……この映画は私にとっても思い入れの深い映画でして、特に竹中直人さんが大会で見せるダンスがものすごく好きなんですけど」
テイオー「ふんふん」
マック「前回のドロワでテイオーと踊るとき、この竹中直人さんのダンスを再現するべきだったと今になって思いつきました……!」
テイオー「ええ!? それだとボクが竹中直人役じゃん! さすがに無理だよ色んな意味で!」
マック「無理ではありませんわ! 来年! 来年やりましょう! 今からこの映画を見て研究ですわ!」
テイオー「カンベンシテヨー!!」