20 : 底辺SS作家   2026/07/20 18:50:46 ID:GyOVZF1M2s

本当にこの人は平気で甘い言葉を吐く、その言葉が弱り切った私の心を癒して温めてくれる。
「わ、私も… 私の心も… 体も… 貴方の… ○○さんのもの… です…!」
顔から火が出そうなくらい顔が熱い、相変わらず彼の胸に顔をうずめたままだが、きっと顔が真っ赤な事は蚊の鳴くような声量から全部バレている。
なんでこの人はそんな台詞をいともたやすく言えるのだろうか・・・

「それでシーナ、今日はどうする?」
正直な所シたい、けれども彼の予定が・・・
「俺も、シたい気分になっちゃった。勿論君の不安もあるから程々にするよ」
彼の胸元から離れ、彼の顔を、彼の目を見つめ直す、大好きな安心する微笑みがそこにあった。
「・・・貴方って本当にズルイわ、昔っから私に頷かせる提案しかしないもの」
私は今日久しぶりの笑顔を浮かべ、どちらかともなく唇を合わせたのであった。

おわり