『ヴィルトレのゲーム遍歴』
「〇〇さんってどんなゲームで遊ぶんですか?」
「俺の?」
ある日のこと、伴侶のヴィルシーナにゲーム遍歴を見せてほしいと言われるヴィルトレ。
「昔、少しだけ遊んでたことは聞きましたけど、どんなゲームで遊んでいたかまでは聞いてませんでしたし・・・」
「まぁ、積極的に言う話題じゃないね」
「それに、私自身もそんなにゲームをする方ではないので、この機会に教えてもらえると嬉しいです」
「うん・・・?まぁ良いよ?」
とりあえずゲーム機を起動するヴィルトレ。
「と言っても、俺自身もそんなに遊んでないんだ、昔友達と遊ぶために買ったパーティーゲームと、あとはギャルゲーくらいかな?」
「ぎゃるげー?それはどういうゲームなんですか?」
しまった、という表情を浮かべ彼女から目をそらす。
しかしヴィルトレは意を決し、彼女に説明することにした。
「うん、ギャルゲーっていうのはね、端的に言うと女の子と仲良くなるゲーム、かな・・・」
「そうですか、女の子と・・・」
説明を聞いた彼女からは不機嫌の色が漏れていた。
「あぁでも落ち着いてシーナ、多分俺の遊び方は世間一般の遊び方とは少し違うかもしれないから・・・」
「はい?違う、とは?」
彼の弁明を聞いた彼女は困惑の表情と疑問符を浮かべる。
「多分画面を見せたほうが早いかもね」
そう言うとヴィルトレはゲーム機を起動し、手早く準備したのであった。
――――――