ハロウィンのお話
「トリックオアトリート!お菓子くれなきゃ悪戯しますよ!」
狼のコスプレをしたヴィルシーナは自身の担当トレーナーに言う。
「お菓子…?うーん…これしかないけど…?」
そう言って出したのは、落雁(らくがん)だった。
「………これじゃハロウィンらしくないです!というわけで悪戯しちゃいます!ガオー!」
「あー、悪戯されちゃったー…」
ヴィルシーナに甘噛みされるヴィルトレだった。
そんなハロウィンから十数年後
結婚した二人はハロウィンに軽く酒を嗜み
ほろ酔いになった。
そして
「トリックオアトリート!お菓子くれなきゃ悪戯しちゃうぞ!」
魔女のコスプレをしたヴィルシーナが、夫であるヴィルトレに言うが、あっという間にひょいとお姫様抱っこし、と寝室へ向かうヴィルトレ。
「ひゃっ!///ごめんなさい!ごめんなさい!悪戯しな…んむっ」
抵抗するヴィルシーナだが、ヴィルトレのキスで口を塞がれ
「悪い魔女は、魔女狩りしないとなー」
意地悪な笑みを浮かべたヴィルトレが言うと、ヴィルシーナは黙り
そのまま、寝室へと入る。
それから数時間、ヴィルシーナの悲鳴が響き
翌朝キスマークだらけのヴィルシーナとヴィルトレがお互い腰痛を訴えていたのは言うまでもない。