ヴァニーガーデン >>193 ヴィブロス編 >>508
《シュヴァルグラン編》
言ってしまえば彼女は最初から乗り気では無かった、キャバ嬢の真似事も、想い人を接待する事も、何よりお腹周りを気にしているタイミングでコスプレをする事を。
それでもこうして自分には不相応な格好であるとわかっていても、姉のヴィルシーナのおねだりの前では術は些細な問題となってしまった。
普段は凛としていて落ち着きがあり、家族として助けてくれる事も教えてもらう事も多く、それでいて自分達に頼る事が全くない、自分とは違い『完璧』という言葉が似合うウマ娘だ。
そんな姉が、子供の頃のヴィブロスがよくやっていた『おねだり』で自分達に頼ってきたのだ、だからこれはヴィブロスのせいだ、自分は妹のやり口の被害者なんだ、自身の自己肯定感の低さと飢え気味な承認欲求を認めないようにそう結論づけた。
「シュヴァルちゃ〜ん?」
「ひゃっ!?」
「あ、やっとこっち見た」