290 : 使い魔   2026/03/20 02:53:25 ID:U4z5GvyMh6

https://x.com/syumi12345/status/2034459745529253989?s=20(キスは二回目)

深く口づけを交わす、今日この日をもって私達は担当ウマ娘とトレーナーという関係が終わり、『婚約中の想い人』となった。

これはその証明、二人の気持ちを確かめる為の行為、そして相手への誓い。
「ふふっ、いかがでしたか?私のファーストキスのお味は・・・?」

自分の顔が熱い、けれどもどこか心地良い、あの人も同じ気持ちなのかを確認したくて彼の顔を見た。

しかし彼は顔を背け、口元を隠していた。この人がこうするときは何か考えている時の手癖、そして表情から察するに何か伝えにくい事があるようだ・・・

「トレーナーさん、もしかして、私のキス、下手でしたか?」
「・・・っ!?ち、違う!下手じゃなかった!いや、俺も初めてだし、上手いとか下手とかわからないんだけど・・・」
相変わらずお世辞の言えない素直な人だ、私に初めての女性だと言う事まで教えてくれた。
ならば、何を伝えあぐねているのだろうか。

意を決した彼が向き直る。
「ヴィルシーナ、ガッカリしないで聞いてほしい、実は君のキスはもう初めてじゃないんだ・・・」

どういう事だろう・・・?もしかして私が子供の頃の話をしているのだろうか・・・?
「ごめんなさいトレーナーさん、そう言われても思い当たる節が・・・ 妹達には何度かしたことはありますが、それでもおでこだけですし・・・」
彼は更に頭を抱えた後、ゆっくりと語り出した。