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しびれを切らしたヴィブトレは咳払いをし、存在感を誇示した。
それに対し驚いた二人は思わず距離を取ってしまった。
ヴィブトレ「あのですね、夫婦仲が良いのは結構ですけど!節操とか考えてください、あとカメラ回ってますよ。」
カメラ・・・?そう言われて指差された方向を確認すると、カメラを持っているヴィブロスを確認した、途端にヴィルシーナが茹でダコのように赤くなり、耳も力なくしなだれた。
シーナ「ま、ま、まって頂戴ヴィブロス?これは、その、いつもしてるわけではないのよ・・・?だからその、違うのよ・・・!」
なんとか弁明しようとしているが、弁明になっていなかった。
シュヴァトレ「あの、朝から騒がないで貰えます・・・?」
そんな声が響き、客間からシュヴァルグランとその元トレーナーが姿を現した。二人とも二日酔いで顔色が悪い。
慌ててヴィルシーナが水を汲み二人に渡した、二人とも適当な椅子に腰掛け、水を一気に飲み干した事で落ち着きを取り戻したらしい。
場の雰囲気がなんとか落ち着いたところで、今からのやることを確認した。(尚、寝起きで昨日の格好のままだった姉二人は大慌てで私服に着替えた。)
まずは軽く朝食を取ることにした、朝食の支度はヴィルシーナがが行う事になり、ヴィルトレとヴィブロスとヴィブトレはテーブルの上と内装を少し片付ける事になった。シュヴァルとそのトレーナーはアルコールがまだ残っているようで、休んでいた。
片付けの後、テーブルの上にご飯としじみの味噌汁、漬物と昨日の残り物が出された。
ヴィブロスは昨日の残り物に対しては「うへぇ…」と声を漏らしていたが、調子を取り戻したシュヴァルが殆ど食べ切ってしまったのであった。