ボノ、いいかよく聞いてくれ
幸い川があるので水は潤沢に用意できるがこの時期なので食料より先にシェルターと出来れば火が必要。生水を煮沸できるし調理できると食料の幅が広がるからな！シェルターは簡易的なモノでいいだろう、しばらく夜の北風が強そうだから開口部は南向きにしよう。この辺りは湧水が多いみたいだから斜面沿いからは十分距離をとっておこうな。
あとクマがでても無茶はするなよ。いくらウマ娘でも不意打ちされると面倒なことになるからシェルターを作る時に一緒に2-3本でいいから携帯しやすい棒やりいっしょの作っておいてくれ。なるべくナタやナイフを武器にするなよ、万一壊れると他の道具作るのが格段に面倒になるからな。
分かってると思うが俺かなす術ないから常にお互い声の届く範囲で行動しよう。
シェルターが出来たら次は火だ。このあたりの木材は湿ってるのが多いから集めてシェルターの軒先に火種守れるような風防をつくっておこう、乾けばそのまま燃料にできるしな。火種は緊急用に持ってきた乾電池と非常食のチョコの包み紙があれば直ぐに起こせるが、一応日向で拾っておいた地衣類を懐で乾かしてあるから摩擦式でもボノならすぐに着火できるだろう、おっそういうボノも焚き付けにすでに杉の葉拾ってきてるのか流石だな！後で松ぼっくりと松葉茶作るため松の木も探そうな。いい松の木があったら調理用火種に確保しときたいな、松脂ははいいぞ。