762 : トレぴっぴ   2026/01/08 17:07:52 ID:Qd.XlWTEdc

『と、彼の情けない姿を改めて見せた所で。どうしても耐え難いなら彼女は私が引き受けようか…という話ですが』
トレーナーさんをギュッと抱きしめてたわたしと、その頭に手を添えるトレーナーさん。だいじょうぶだから、と鋭い目でお師匠さんを見る
『…まあ、いいでしょう。君は感受性の強い娘と本当に相性がいい。明日までに身体を整えトレーニングを再開しなさい。それと、――――さん』
お師匠さんがわたしに耳打ちした。
『どうか、私の弟子ともうしばらくお付き合いをよろしくお願いします』やさしい声を残して、お師匠さんは帰っていった

その後はハッとなってトレーナーさんをベッドに放り込んだり、七草粥を温めて、あーんして食べさせたりした
10日くらい会えなかったぶん、いろいろおはなしした。仮契約の時のこと、合宿の時のこと、最近あったこと、いろいろ。それから前担当さんの話も少し
スティルちゃんに雰囲気にてるって言ってたけど、ちょっとわかったかも。きっとおだやかでおしとやかで、いい人。写真の裏には"私のトレーナーさんへ"とだけ書いてあった。
今でも前担当さんは大事?って聞こうとしたけど、やめた。大事に決まってるよね。
わたしのこと大事?って聞いた。トレーナーさんはおだやかなお顔で寝てた。だいじょぶ、知ってるよ。

それからトレーナーさんの寝顔をしばらく見て、それから帰りました。長々とごめんね。トレーナーさんは元気だよ。あの夢も見なかったって