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痛みがない場合でも、へそから出血している場合は、
医療機関を受診することをおすすめします。特に、へその奥はデリケートなため、毛や垢を取り除く際に傷がついて炎症を起こしている可能性があります。
病院に行くべき理由
細菌感染の可能性: へそは湿気がこもりやすく、細菌や真菌が繁殖しやすい場所です。カピカピになった血液や、ティッシュについた血は、感染が起きているサインかもしれません。放っておくと、炎症が悪化して膿が出たり、全身に菌が回ったりするおそれがあります。
他の病気の可能性: 稀ではありますが、へその奥に別の原因が潜んでいる場合もあります。例えば、へその緒の名残である「尿膜管遺残」が炎症を起こしたり、成人の場合でもへそから出血する「臍部子宮内膜症」といった病気も考えられます。自己判断で処置をすると、状態を悪化させてしまう危険があります。
適切な処置が必要: 医師に診てもらうことで、原因を特定し、状態に合わせた適切な処置や薬(抗生物質など)を処方してもらえます。
どの診療科を受診すべきか
まずは、皮膚科や形成外科を受診しましょう。
発熱や腹痛などを伴う場合は、内科も検討します。
受診までの応急処置
へそを刺激しないようにし、清潔に保ちましょう。
ティッシュで強くこすったり、無理に奥まで掃除したりするのはやめてください。
患部を洗いすぎたり、保湿クリームなどを塗ったりすることも避けましょう。
症状が悪化する前に、一度専門医に相談して原因を特定することが重要です。