レースによって斤量の設定は違うけれど常識的に活躍できる騎手の体重の上限値は 52kg というところだろう。
日本の成人男性だと 52kg 以下の人はおよそ 3.6% くらい。
特に何もしなくても騎手としての体重を維持できる成人男性の割合はそれくらいだってこと。
減量で 5kg くらいは減らせる (普通に生活しているときの体重は 57kg まで) という人まで含めるとちょうど 10% くらい。
10kg 減らすというのでも 23% くらい。
さすがに 10kg 以上の減量をずっと続けるのは不健康すぎるので 8 割くらいの人は産まれながらにして騎手になれないってことだ。
しかし競馬を維持するのが不可能なほどの制限ではないと思う。
騎手を目指す人が少なすぎて選別の余地がないことが問題なのでなんらかの方法で騎手を目指す人を増やして 9 割くらいは脱落しても仕方がないとするほうが体重制限を緩和するより上手く回るんじゃないか?