ロレトレとローレルは野営地内でお互いを発見するやいなや、
熱烈なキスをテントの外で始めたのだ。
バクシンは10代ではなかったから、そこまで恥ずかしくはなかったが、といって平然としていられるわけでもなく。
チヨノオーはぉ゛お゛……みたいな声をだしながら、指の隙間からガン見している。
―――バクシンの予想では、多分テントの中でバクトレと食事というかバクトレをお食事しているはずだ。
バクシン「私がLANEしときます。模範的委員長の私が!」
チヨノオー「わかりました。……でもなぜ顔が赤いんですか?」
答えられないバクシンの沈黙をやぶるかのようのドーベルが口火をきった。
ドーベル「ちょっとトイレいってくるわね」
聖水は少しこぼれたのだった。