「失恋プレイになっていないだと? そもそも、付き合う時も結婚する時も、いつもアンタからだっただろ。失恋もなにも無い。 私に付いてきていたら、いつの間にかこうなっていただと?忘れたのか?姉貴がずいぶん世話を焼いたおかげだ。 まったく姉貴め、自分がトレーナーと身を固めたと思ったら、今度はこっちのお節介を焼きだして……まあ、現状は悪くないが。 さてと……アンタ、布団に入れ。滾ってきた。 こんなことをさせようとするくらいだ。たまには怪物らしいところを、しっかり見せてやらないとな」