女王陛下の007(1969)
この作品は史上初の2人目ボンドが登場しボンドがなぜ結婚しないのかについて描かれているのだ。前作では日本にある秘密基地を撃破して米ソ開戦を阻止するのが最大のテーマだったけど、どうも本作は繋がっていなくてドクターノオの前日譚のような感じなのだ。故にブロフェルドも違う役者になっているのだ。しかしまあ、どんな作品でも路線変更で成功する可能性は割と低い。本作では原作を忠実に再現した結果特殊装備もほとんど出てこないしボンドカーも序盤と終盤に出てくるだけ、メインヒロインであるトレーシーによるレース場に紛れ込んでドラテクを披露するのが見せ場なのだ。そしてスキーで滑降する場面も空撮により見事な仕上がり。冬季オリンピックがあったからこそ見応えを感じるのだ。ただ・・・・大人の事情でつつかれ騒がれで、本作で主演を勤めたジョージ・レーゼンヒーはギャラ問題や撮影現場でのトラブルなどで物議を醸し出されたため最初で最後のボンドとなってしまい、次回作でショーン・コネリーに戻ってしまったのだ・・・・。まあ、結末もあいまって本作は高い評価を得ているし監督やプロデューサーも〝本当のボンドはコネリーでもムーアでもない・・・レーゼンヒーこそがボンドを体現している〟と語っていたのだ。
アドマイヤベガが穿いてるパンツは緑と赤のツートンカラーなんだけど、模様が凄いので見てみたら穴だらけで午前中に見た時は原型を保ってたけど夕方に見たら切れ端しか残っていなかったのだ・・・・。