お待たせして申し訳ないのだ!
南極物語(1983)
この作品は動物を題材にしていてなおかつ泣ける作品なのだ。が、残念ながらテレビ局の映画界への介入を招いた残念な作品でもあるのだ。
でもこの頃はまだテレビ局がいかに深刻な存在になるかなんてまだ誰も理解していなかったのだ。
内容は実際に起きた昭和基地に犬橇用の樺太犬が置き去りにされてしまう事件を題材にしているのだ。
なお、内容的に我々が知らない部分は本当に想像で描かれていて現実に知っているのは飼われていたタロとジロと基地の外で亡骸として見つかった犬だけ。
他にいた犬たちの行方は本当に分かっていないのだ。だからこそ・・・・クレパスに飲まれる犬や他の動物に襲われて無残に喰われていく犬が出てくるので、本当に心が穿たれる思いになるのだ。それはいつのまにか涙になるのだ。
当時であるが故に俳優のレベルは高く、今とは比較にならないのだ・・・・もちろん現代の俳優の中には息を呑むほどの凄さを持つ者もいるけど・・・・そして、ヴァンゲリスが手がけた音楽が視聴する者の心に波打つのだ。
もちろん当時は様々な要因があったから置き去りにされたわけだけれど、今思えば運命には抗えないのかなあと亡くなった犬たちをみて感じてしまうのだ。余談だけど、アメリカでリメイクされたらしいけど、こちらは本家には今ひとつ及ばないらしいのだ。
ちなみにライスシャワーが穿いてるパンツは白パンツなのだが・・・・悲しいことにそれが分かるのは前からだけで他の面から見るとドロドロに汚れているのだ。曰く、運動に精をだすが故に洗濯してもこうなってしまうらしいのだ。