皆がお茶を飲み終えた後、手早くカップを片付ける神崎。
🧪はぼんやりとその背中を見つめていたが、ふと額に指を当てる。
🧪「ん、ん、んー…」
☕「どうしましたか、タキオンさん」
🧪「すまないねえ、沙紀。もう一度君の父上からの手紙を確認させてくれないかい?」
沙紀「えっ…いいけど…」
沙紀の許可を得た🧪はすぐさま彼女の部屋に戻ると父親から送られてきた手紙を確認し直す。特にここ二か月以内の物を念入りにだ。
以前の父親はかなり筆まめだったようで、手紙は一週間と間が開かず送られてきていた。
そして内容はどれも娘に対する気遣いに溢れている。
🧪「そうだ…やはりそうだ…」
☕「何か妙な事が書いてありましたか…?」
🧪「いや…違うんだ…書いてないんだ…当然書いてあるべき事が書いていない…!」
>>63、>>64、>>65
🧪「父親からの手紙には○○の事が一切言及されていない…!」(三つ以内で正解を引かなければ行動回数消費)