37 : 相棒   2024/07/02 20:56:51 ID:l4hWmrSuBc

ニックスゴーは22年のペガサスワールドカップ2着を以って引退し種牡馬入りしたのだが、彼は本来の韓国での活動の予定を変更しアメリカで活動することとなった。
これは単に彼の産駒を走らせるだけでなく、アメリカで得た種付けの利益を更なる馬の輸入や生産・育成・その他設備や人材への投資に用いる為であり、またかつて輸入しまくっていたティズナウの全兄弟を血統に持つニックスゴーの子孫を導入し擬似的なティズナウの4×3または3×4、即ち"奇跡の血量"を実現させることも想定してのことだった。

韓国競馬に残る課題は今だに多い。引退馬の福祉や関係者の汚職、海外とのレベルの違いにそもそもの競馬への注目度の低さなど、その様は奇しくもKRAと縁の深い日本競馬がかつて悩まされた問題を追体験しているように見える。
それでもK-Nicksプログラムをはじめとした彼らの努力により、韓国産・韓国調教馬の躍進は確かに一歩ずつ前へ前へと動いているのである。
https://www.jairs.jp/sp/contents/w_news/2022/1/2.html