(しびれが取れるまで、あと4ターン)
「う~・・・こんなの、セレブじゃなぃぃ・・・」
電撃が命中した際に転んでしまったのか、ぶつけてしまった鼻の痛みで泣きそうになっているヴィブロス
身体が痺れてしまっているために負傷箇所を押さえることもできないのも合わさって、彼女のテンションは急転直下だった
「・・・・・・何か聞こえた・・・?」
そんな中、何かが歩くような音を彼女の耳は拾っていた
ゾンビでもゾンビ犬でも、ビッグハンドでもない。その音の正体は・・・
「ひっ・・・!」
巨大化したカマキリ、パラドキラーであった
彼は、目の前に倒れているヴィブロスの姿を認めると、ゆっくりと近づいてきたのである
(パラドキラーが現れた! 次のレスでステータス)