「ヘリポート・・・ここから脱出できるのかしら・・・?」
<――――
「? 何か聞こえ・・・」
「■■■■■■■―――!!!」
「っ、な、何!?」
リフトを降りた先は、ヘリポートらしき場所。資材やコンクリートの破片などが散らばってはいるものの、ヘリが離着陸するスペースは十分あった
何かをやってヘリを呼ぶのだろうか? そう思いながらスティルインラブが周囲を調べていたその時である
先ほど自分が入ってきた入り口とは反対側、分厚いシャッターが降りていた方の入り口から何かがそれを突き破ってヘリポートへと躍り出たのだった
筋骨隆々の体は見上げるほどに大きく、皮膚は生物とは思えない程に白い
口からは鋭い牙がのぞき、両手には大きく湾曲したかぎ爪。背中にはキラープラントのそれと同じ花が生え、まるで地獄の番犬のような雰囲気を醸し出していた
「こ、これが・・・最後の敵・・・!!」
「■■■■■■■!!!!」
(バルバロッサが現れた! 次のいくつかのレスでステータス)