初年度に100頭以上種付けされた新種牡馬⑪🈡
通算成績:13戦6勝
主な勝鞍:2019年香港マイル(香GⅠ)、NHKマイルカップ(GⅠ)、2018年朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)
表彰:2018年最優秀2歳牡馬
所属:社台スタリオンステーション、アローフィールドスタッド(豪州)
初年度種付料:300万円、22000オーストラリアドル
ダイワメジャー後継種牡馬にして3歳で香港を制した名馬
引退後は社台SSで種牡馬入り。またその早熟性、マイルでの強さもあってかオーストラリアへのシャトル種牡馬としても供用されている。
初年度は300万で115頭の種付けを行ったが、いまいち受胎率が良くなく、血統登録は60頭程度に留まる。翌年以降は250万に減額の上供用されているが、そこまで種付け数は伸びていない。
ダイワメジャー直仔という事もあってSSがそこそこ近く繁殖牝馬を結構選ぶ事、合いそうな馬はもっと頑張ってクラシック狙える高額種牡馬を付けると言うのが伸びなかった主な原因かと思う。
ただセリでは産駒に1億超の値が付くなどやはり社台ブランドと言った所。総じて社台系の肌馬が多く、それ以外の牧場からの種付けはあまり伸びておらず、バックアップがあるうちに良い馬を出しておきたい。
産駒は当然芝の早熟マイラーを期待したいし、POGで指名する種牡馬としては完璧に合致する馬だと思う。距離は母系の補強で2000に届くかどうかと言う印象。
懸念点としては王道クラシック路線を狙うには距離不安が強く残る事か。