参加者募集中！

脅威の脚力、ゴールドシチートレーナー

狂気の沙汰ほど面白い　ナカヤマトレ(♂)
奇行の奇行和え〜奇行を添えて〜　ゴルシトレ(♂)
ｱｽﾄﾝﾏｰﾁｬﾝｦﾖﾛｼｸ マートレ(着ぐるみ)

・どんなに重いウマ娘のケガも1ヵ月以内に完治するケアの鑑
テイオートレ（♂）

・遭難王+超絶メシウマ勢
ボノトレ（♂）

・折り紙トロフィーを販売して35年
ネイトレ（♂）

Hurrah! Another Year, Surely This One Will Be Better Than the Last; The Inexorable March of Progress Will Lead Us All to Happiness
を始めとしたサブミッション地獄で全員完封だ！
電光石火の最強サブミッションマスターエルコンドルパサートレーナー！

現在8人が受付完了

残り8人

一般人　チケトレ(♂)

>>8
単体だとちょっと弱いから、ウララを勝たせる指導力を持つウラトレに鍛えてもらおう

※モルモットはドーピングが認められたため出場取り消しとなりました

これ桐生院とか大丈…いややめとこう…

少しでも名前が出た時点で参加申請されます

よって現在12人受付完了

残り4人

スタミナなら一番！ダスカトレ（♂)

最近やたら戦ってる一流トレーナー（キングトレ♂）

>>14
観戦してないで助けてくれキング！

人間パンジャンから悩殺ナイスバディ、カワイイ力(ちから)があればJKにだってなってやる！変幻自在のミラクルボディ！カレトレ♀ことお姉ちゃん！

トレセン全体を驚かす緻密な計画性　ブルボントレ（♂）ことマスター

参加者は出揃った

続きはまた明日

アイネスにいいところを見せたくてエントリーしようとしたら、受付が既に終わっていてしょげるアイトレ

桐生院が強すぎる…

対戦相手決定
https://lassie116.github.io/tournament/#g6ttZW1iZXJfbGlzdNwAEKzjgrfjg4Hjg4jjg6yy44OK44Kr44Ok44Oe44OI44Osr+OCtOODq+OCt+ODiOODrKzjg57jg7zjg4jjg6yy44OG44Kk44Kq44O844OI44OsrOODnOODjuODiOODrKzjg43jgqTjg4jjg6ys44Ko44Or44OI44OsrOODgeOCseODiOODrKzjgqbjg6njg4jjg6yv44Oi44Or44Oi44OD44OIrOahkOeUn+mZouiRta/jg4Djgrnjgqvjg4jjg6yv44Kt44Oz44Kw44OI44Osr+OBiuWnieOBoeOCg+OCk6zjg57jgrnjgr/jg7ykdHJlZdwAIMAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAABAgMEBQYHCAkKCwwNDg8Qpm5vMmlkeN4AEKExC6EyCaEzAaE0CqE1BKE2B6E3CKE4A6E5D6IxMAKiMTEMojEyAKIxMwaiMTQNojE1BaIxNg4=

一回戦は桐生院葵VSウラトレ

いきなり頂上決戦レベルじゃねーか！？

一回戦第一試合

「よろしくお願いします！」
「お手柔らかに頼むよ」
試合開始と同時、桐生院が一歩で距離を詰める。
(速いっ！？)
音速を超える拳だが、軌道さえ予測出来ていれば避ける事も不可能ではない。
「おらあっ！」
ギリギリの所で顔面へのパンチを回避しつつ、カウンターパンチを放つ。
しかし、桐生院は片脚を軸に身体を回転させ、回避、そのままウラトレの背中を取った。
「終わりです！」
桐生院の拳が背中を撃ち抜く。
吹っ飛んで壁にめり込んだウラトレ。
「終わって･･･ないっ！」
声は近い。
桐生院の真後ろだ。
「何度死んでも俺は諦めない！」
死んだ地点からやり直せる、それがウラトレの唯一の能力。
「あああああっ！」
振り上げた拳を桐生院の背中に向けて放つ。
やられた事へのお返した。
「ぶぐっ！？」
桐生院の肘で肺を圧迫され、空気が逃げる。
その隙に桐生院はある本を取り出してウラトレに開いて見せた。
「ああああああああああ！？」
「トレーナー白書。一族が認めた者以外が見ると脳が破壊されます。死ぬと生き返るなら、死なせなければ良いんですよ」

ウラトレ、戦闘不能により、桐生院葵の勝ち

一回戦第二試合はナカヤマトレVSモルモット

ナチュラルにワンパンで人を殺せる桐生院に芝

ウワーッ！桐生院だァッ！チャンピオンじゃねーかッ！

桐生院怖えー…

これがトレセンの地下6階で行われてるのか

一回戦第二試合

「モルモットスパーク！」
試合開始早々、モルモットが強烈な光でナカヤマトレの眼を焼こうとする。
「くっ、だが」
金色に輝くコインを取り出し、指で上に弾いた。
「表だ！」
片腕は眼を守るのに使っているため、地面と手でコインを挟み込む。
「よし、表！」
表であると確認した瞬間、モルモットの発光が止まる。
「どういう事だ？」
「コイントスが成功すれば俺の願いを叶えてくれる。俺は今、お前の発光を止めたいと願った」
「やるな」
モルモットは試験管をいくつも取り出し、一気に飲み干した。
「肉体強化三本、肉体再生一本、集中力二本！」
モルモットの肉体が膨れ上がり、モンスターのように恐ろしい姿になった。
ナカヤマトレに向かって突進し始める。
「ヒリヒリするぜ･･･だが、それが良いっ！」
ナカヤマトレはコインを指で前に弾き、モルモットに向けて飛ばす。
大した速度ではないが、得体の知れないコインに進んで触れたいとは思わないだろう。
モルモットはコインを丸太のような腕で払い除ける。
「コインはまだあるぜ！」
次々とコインを飛ばし、その度にモルモットに払われる。
「全て表が出れば、俺以外の、コインに触れた者を殺せる！そして、このコイントスで裏を出せば直近30回までのコイントスは全て表になる！」
最後のコインを弾く。
「裏！来いっ！」
手の甲でコインをキャッチする。
その瞬間。
「運は科学に勝てない！」
パンチの風圧でコインを吹き飛ばした。
一緒に吹き飛ばされたナカヤマトレは祈っていた。
(頼む、裏さえ出てくれれば･･･っ！)
祈りも虚しく、コインは跡形も無く砕かれた。
そして、大きな賭けには代償が。

賭けに負けたため魂を失ったナカヤマトレの負け
モルモットの勝ち

一回戦第三試合はテイオートレVSエルトレ

一回戦第三試合

「よろしく」
「テイオーのため、優勝させてもらう」
試合開始。
エルトレはテイオートレに向かって走り出す。
「捕まったら終わりだな」
テイオートレは距離を取りつつ、作戦を考える。
「逃げられるかな？」
エルトレはマスクを取り出した。
「チーターのマスク！」
チーター柄のマスクを装着すると、エルトレの走行速度が飛躍的に上がった。
「まずい！？」
エルトレに捕まってしまったテイオートレ。
足四の字固めを受け、テイオートレは苦しみの声を上げる。
「あがががががっ！？」
「このまま勝たせてもらう！ゾウのマスク！」
固めたままマスクを付け替える。
パワーがゾウ並に上がり、テイオートレの関節を破壊していく。
「あ、ぐ･･･ゴッドハンド・メス！」
テイオートレは自身の肉体に手刀を突き刺し、身体を急激に再生させていく。
「間に合わないっ！？」

エルトレがそのまま押し切り、テイオートレは戦闘不能
エルトレの勝ち

一回戦第四試合はチケトレVSマートレ

一回戦第四試合

「よろしくお願いします」
「ﾏ-ﾁｬﾝｦﾖﾛｼｸｵﾈｶﾞｲｼﾏｽ」
マーチャン着ぐるみに身を包んだマートレの表情は見えない。
チケトレはとりあえず着ぐるみを叩いてみる。
「いてっ！？かたっ！？」
「ﾏ-ﾁｬﾝｦｷｽﾞﾂｹﾙｺﾄﾊﾕﾙｻﾚﾅｲ」
超硬質の着ぐるみを攻略するのはかなり難しそうだとチケトレは思う。
「ﾏ-ﾁｬﾝ」
(マーチャンの事という言葉は脳を支配し、マーチャン以外の事を考えられなくする。だがその方がきっと幸せだ)
「ﾏ-ﾁｬﾝｦﾖﾛｼｸﾈ」
「何なんだこの人？」
(な、なぜマーチャンに支配されない！？どうして普段通りなんだ！？)
着ぐるみに掴みかかったり、締め上げようとしたり、色々試すも効果は無い。
だが、マートレによる精神攻撃も効果が無い。
((こいつ、頭おかしい！))
「ﾏ-ﾁｬﾝｦ！！！！ﾖﾛｼｸﾈ！！！！」
「だから何なんだよマーチャンとかよろしくとか！」
チケトレはどのような状況でも『普通』を維持出来る。
あらゆる普通を司り、普通に出来る事は何でも出来る。
「じゃあ普通に殴る！」
「普通に喋れるのぐふっ！？」

超硬質の着ぐるみで殴られ、チケトレ戦闘不能
よってマートレの勝ち

一回戦第五試合はマスターVSゴルシトレ

一回戦第五試合

「勝つ」
「負けたらゴルシに全部の骨をシャー芯にされてしまう･･･」
マスターは地面に両手を着くと、地形が変化した。
「さぁ、坂路の時間だ」
「うおっ、四十五度くらいあるか･･･」
へばりつくように坂を登るゴルシトレ。
坂の頂上にいるマスターは滑るように坂を下る。
今まさに登っている途中のゴルシトレを蹴るように。
「･･･何？」
ゴルシトレは声一つ上げず平静を保っていた。
「頑丈さには自信があるんだ。そんなキックじゃびくともしないぞ」
「ならこれでどうだ！」
マスターが手を地面に着くと坂の上と下が反転する。
せっかく上に登ったのにまた一番下になってしまった。
「何度でも登るだけだ！」
「これで終わりではない！」
坂はどんどん急になり、ついに直角になってしまった。
これではしがみついていられない。
「うわあああああああっ！？」

奈落の底まで続く直角の坂を落ち、ゴルシトレは戦闘不能
マスターの勝ち

一回戦第六試合はダスカトレVSシチトレ

一回戦第六試合

「スタミナなら負けないぜ！」
「スピードなら負けないぜ！」
開始早々、シチトレはダスカトレの周りをぐるぐる回り始めた。
「な、何人もいる！？」
シチトレのあまりのスピードに、分身しているかのようにさえ見えている。
「おりゃあっ！」
分身の円から時々本体が飛び出し、蹴りを放ってくる。
さらに、円は次第に小さくなりダスカトレは追い詰められていく。
「このまま削り取る！」
目にも止まらぬ高速攻撃に為す術無く攻撃され続けるダスカトレ。
しかし。
「はぁ、はぁ、枯渇してからが、本番だぁぁぁぁぁぁっ！」
「こいつ、どこにそんな力が残って･･･っ！？」
渾身のラリアットで無理矢理回転を止める。
速度が速い分、ぶつかった際の衝撃も大きい。
「があああああああああああっ！？」

猛攻に耐え続けたダスカトレの勝利

火事場のバ鹿力持ちのダスカトレじゃん

一回戦第七試合はネイトレVSキングトレ

このファイトスタイルならエルトレとダスカトレの真っ向勝負を期待したいけど決勝じゃなきゃ無理なのか…
相性的にもモルモットマートレの人外にエルトレが勝てるビジョンが浮かばないな

一回戦第七試合

「一流たるもの、全力でいくぞ」
「ブロンズ以下にはならないぞ」
試合開始、キングトレは上着を脱いで腕に巻き付けた。
「この上着はあらゆる攻撃を無効化してくれる。刃物でも、銃弾でも、炎でも、寒さでも」
右腕は最強の盾となった。
「折り紙『鶴』」
高速で折り鶴を作るネイトレ。
鶴は命を持ったように羽ばたき、キングトレに向かっていく。
「何をやっても無駄だ！」
上着を巻いた手で鶴を叩くと、鶴は力無くぽとりと落ちた。
「折り紙『手裏剣』」
紙の手裏剣を連続で飛ばす。
腕で全て対処するのではなく、身体ごと動いて避ける。
「折り紙『飛行機』」
紙飛行機はキングトレの頭上を飛んでいった。
「はっ、どこを狙って」
「折り紙『トロフィー』」
折り紙で出来たへろへろのトロフィーには糸が繋がっている。
トロフィーをコントローラーのように使い、これまで放った折り紙を糸で操作する。
「何っ！？」
全ての折り紙は糸で繋がっている。
つまり、折り紙で囲まれたキングトレは。
「あ、がっ！？」
糸で縛り付けられ、動けなくなった。
上着は布、つまり糸で出来ている。
ただの糸まで無効化出来れば上着の形は保てないはずだ。
「その上着を過信しすぎたな」

キングトレは糸で行動不能となったため、ネイトレの勝ち

一回戦第八試合はボノトレVSお姉ちゃん

再起不能になってる奴らの担当ェ…

一回戦第八試合

「お願いします！」
ｶｼｭ「よろしくね〜」ｺﾞｷｭｺﾞｷｭﾌﾟﾊ-ｯ
お姉ちゃんはビール缶を握りつぶし、場外に放り捨てた。
「ボーノ直伝ちゃんこ式相撲！」
試合開始すぐ、ボノトレの強烈なぶちかましがお姉ちゃんに決まる。
お姉ちゃんは後ろに大きく下がるが、膝は着いていない。
「アタシをここまで動かせるとはねぇ」
お姉ちゃんはボノトレの突き押しをいなしつつボノトレの腕を取った。
「くっ」
腕を引き、何とか抜け出す。
お姉ちゃんの廻しを取るべく、反対の腕を伸ばす。
「な！？廻しが無い！？」
「相撲やってるのはアンタだけよ」
お姉ちゃんのハムのような回し蹴りがボノトレに飛ぶ。
「へぇ」
ボノトレは消えていた。
「おりゃあああああっ！」
いつの間にか腰にしがみついていたボノトレによってお姉ちゃんは押し倒される。
「戦っている最中にも遭難体質が作用するのね」
瞬時にお姉ちゃんの死角に移動していたボノトレ。
本人の意思とは関係なく自動で瞬間移動してしまうようだ。
「終わりだぁぁぁぁぁっ！」
そのままお姉ちゃんを押し潰そうとする。
しかし、お姉ちゃんには効かない。
「張り手って言うのはね、こうするのよ！」
ズベチィィィンッ！
吹き飛ぶボノトレ。
そのまま壁に激突するかと思いきや、瞬間移動して消えてしまった。

吹っ飛んでいる途中に無人島に転移したボノトレの場外負け
お姉ちゃんの勝ち

ボノトレェ…

一回戦

〇桐生院葵VSウラトレ
ナカヤマトレVSモルモット〇
テイオートレVSエルトレ〇
チケトレVSマートレ〇
〇マスターVSゴルシトレ
〇ダスカトレVSシチトレ
〇ネイトレVSキングトレ
ボノトレVSお姉ちゃん〇

二回戦第一試合は桐生院葵VSモルモット

ビール〜、ビールはいかがですかなの〜
お弁当やお茶もありますなの〜

二回戦第一試合

「最初から全力でいかせてもらう」
「よろしくお願いします！」
モルモットは何本もの試験管内の薬品を飲み干す。
「肉体強化四本、肉体再生二本、集中力二本！」
一回戦の時よりも肥大化した肉体は脳を破壊しそうなくらい強力な光を放っている。
「これでは目視は出来ませんね･･･」
桐生院は瞼を閉じ、蹄鉄とハンマーを構えた。
「ですが、視覚を奪ったくらいでは私は止められません！」
ハンマーで蹄鉄を叩くと、甲高い音が響く。
「見えました！」
コウモリのように音の反響だけで相手の位置を把握したのだ。
「うおおおおおおおっ！」
モルモットの巨拳が桐生院に届く寸前、桐生院は真横に跳んだ。
蹄鉄を叩いて位置を調べながら何度も蹴りを放つ。
当たる度に肉を抉っているのが感覚で分かるが、すぐに再生しているようだ。
「すごい薬ですね！ですが、副作用もあるんですよね？さっきの試合が終わった途端すぐにいなくなっていましたから！」
「関係無いッ！すぐに終わらせるからなァッ！」
乱打と乱打がぶつかり合う。
地響きのような乱暴な音が連続して鳴り響く。
「蹄鉄とハンマーはどうした？」
桐生院は乱打の前に二つとも上に投げていた。
落ちてきた所をキャッチするつもりだったが。
「まさか」
「もらったァッ！」
モルモットは口から毒液を発射し、蹄鉄とハンマーをドロドロに溶かした。
これで桐生院は何も見えなくなる。

眼が見えないまま戦ったため、桐生院はジリ貧となる。
視覚を奪って押し切ったモルモットの勝ち

続きは明日

良ければ勝敗予想などして下さい

>>50
モルモットくん意表を突くムーブ上手すぎだろ。

嘘だろ…桐生院が負けた…

てか当然の様に皆人間辞めすぎだろ…

幕間

「･･･トレーナーの仇は私が討つ」
「ミーク･･･気持ちだけで十分です！ありがとうございます！」

「げほっ！？がっ、ごぼっ！？････････････このくらいの副作用･･･なんて事は無い」

モルモットとお姉ちゃんは薬or酒切れによる敗退の道があり得そう
精神攻撃等得体のしれなさが残るマートレと、超能力系だと最強格の地形操作使えるマスターの二人に他のトレーナーがどう立ち向かうかが見物だな

折り紙トロフィーを販売して35年のネイトレはどれぐらい戦えられるだろうかね...

二回戦第二試合はエルトレVSマートレ

二回戦第二試合

「ﾏ-ﾁｬﾝｦﾖﾛｼｸﾈ」
「世界に羽ばたく怪鳥エルコンドルパサーをよろしく」
得体の知れないオーラを放つ着ぐるみを睨みつけ、エルトレはマスクを装着する。
「チーターのマスク！」
チーターの加速力で相手の懐に飛び込み、ゾウのパワーで一気に押さえ込む、これが必勝パターン。
「アンタは耐久こそ高いがスピードは大した事無い！」
あっという間に背後に回り、腕や脚を引く。
「重心を崩すのも簡単！ゾウのマスク！」
どてんと転んだマーチャン着ぐるみの上にエルトレは飛び乗る。
「やはり硬いな！だが！」
マートレはじだばた抵抗するが、手足が短いので上手くエルトレに当てられない。
「硬いヤツは関節技に弱いって決まってんだよ！」
メキメキと嫌な音を立てながら着ぐるみ越しに関節を極める。
着ぐるみの全ての部位が硬ければ直立不動しか出来ないはずだ。
動けるのは関節が硬くないから。
「降参すれば関節は砕かないでやる！」
「ﾏ､ﾏ-ﾁ､ﾏ-ﾁｬﾝ･･･」
表情が分からない着ぐるみだが、明らかに苦しそうだ。
「ﾏ-ﾁｬﾝ･･･ブロンズソード！」
マーチャン着ぐるみの首の部分から銅剣が飛び出した。
エルトレは避ける間もなく貫かれる。
「かっ･･･！？」
「マーチャンは不滅だ」
銅剣の柄には小さなマーチャン像が付いていた。

エルトレの急所を貫いたマートレの勝ち

二回戦第三試合はマスターVSダスカトレ

二回戦第三試合

「ビシバシ鍛えてやる」
「俺はトレーナー。指導される側じゃない」
マスターは初動から坂を生み出し、ダスカトレはズルズルと下に滑っていく。
「落石注意だ」
「何だ？」
ゴロゴロと重い音が地響きとなって聞こえる。
ダスカトレが上を見上げると、それは機械の雪崩だ。
「うわぁぁっ！？」
「ブルボンがこれまで壊した機械製品だ。お前と一緒に廃棄してやる」
テレビや冷蔵庫、スマホなど、大小様々な機械が転がってくる。
「うがっ！？」
巨大なエアコンが頭に直撃する。
「･･･このっ！」
滑ってきたスマホを坂の上のマスターに投げつける。
額に当たるが、特にダメージがあるようには見えない。
「俺は倒した相手の能力を自分の物に出来る。これはゴルシトレの耐久だ」
「おいおい、無敵かよ･･･」
ダスカトレも似たような能力を持っているのに、他人事のようだ。
「坂路直角化！さらに落下量増加！」
壁となった坂、落ちてくる機械製品。
何度も直撃を受け、ダスカトレは奈落に落ちていく。
「終わりだな」
機械の落下を止め、坂の下の様子を見る。
「勝手に！終わらせてんじゃねぇっ！」
壊れたスマホを壁に突き刺し、ぶら下がっていたダスカトレは上に飛び出す。
「はっ！俺の耐久力を忘れたか！」
「ゴルシトレの弱点を忘れてんのはアンタの方だ！」
ダスカトレが持っていたのは工具のドリルだ。
「がああああああああああっ！？」
ゴルシトレはゴールドシップに、ドリルで家の壁に穴を開けられている。
その弱点ごと受け継いでいるとしたら。
「安易に喋りすぎたな」

ドリルで貫かれたマスターは戦闘不能
ダスカトレの勝ち

二回戦第四試合はネイトレVSお姉ちゃん

二回戦第四試合

「頑張るぞ！」
ﾎﾟﾝｯ「地味な男ねぇ」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞﾌﾟﾊ-
お姉ちゃんはワインの瓶を投げ捨てる。
ネイトレは雰囲気に飲まれないように両頬を叩く。
試合開始、ネイトレは先手を打つ。
「折り紙『手裏剣』」
手裏剣で牽制しつつ、新たな折り紙を折る。
「折り紙『パックンチョ』」
指で動かす事が出来る折り紙。
ドイツ語では天国と地獄とも呼ばれる。
それを片手に装着する。
「懐かしいわね。昔よく遊んだわ」
パックンチョを爪の如く振りかざしお姉ちゃんを切り裂こうとする。
「おあああああああっ！」
「ほっ」
パックンチョは避けつつ、肘を鳩尾に刺す。
「がっ！？」
「接近戦は苦手？」
「･･･っ！いいや！」
手首を曲げ、お姉ちゃんの顔にパックンチョを突き刺す。
「顔に似合わず過激なのね！」
膝を腹にお見舞いし、距離を取る。
「まだまだ！折り紙『鶴』」
三羽の折り鶴がお姉ちゃんに向かって飛んでいく。
鶴はお姉ちゃんの近くで爆発した。
「効かないわよ！」
爆煙の中からお姉ちゃんが飛び出してくる。
パックンチョは捨てた。
「商店街タオル！」
ヌンチャクのようにタオルを振るい、迎撃体制に入る。
「おらららららららっ！」
タオルがお姉ちゃんのだらしない肉体を打撃していくが、やはり効かない。
「最恐・怖い魚ショット！」
深海魚のような恐ろしい顔の魚を袖の中から発射する。
獰猛なキバがお姉ちゃんに噛み付く。
「ここまで肉が削られたのはカワイイ玉以来だわ」
お姉ちゃんのだらしない身体はどこへ行ったのか。
スタイル抜群の美女がつかつかと歩いている。
「あ」

ネイトレが粉々になったため、お姉ちゃんの勝ち