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トレーナーさま 2025/01/14 18:17:01
ID:tKRKjcXBK2
日本には馬の筋肉疲労の治療法としてササ針という独特の方法がある。ササ針とはどういうものかご存じだろうか。
馬をワク場に入れ、ロープでくくり、ハナネジをかけて動かないようにしておいて、内出血した部分に太い針をブスブスと刺していく。
黒い血が何リットルも出る。終わるとその傷あとに消毒の意味でアラ塩をすりこむ。苦痛と恐怖で馬はおさえられたまま、絶叫する。
ボクはそんな光景を何度見たかしれない。日本の競馬しか知らなかった時は、それが当たり前と思っていた。
治るためだから、しかたがない。がまんしろ。そう思っていた。
けれど今はそうは思わない。もし欧米の厩舎関係者がササ針治療を見たら、驚いて卒倒するだろうと思う。それが確実に効くとしても、彼らは絶対にササ針をしないだろう。